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ボードゲームのあるお店にいってみた(7) 〜GAME & MUSIC BAR CAPSULE(町田)

2016年1月13日

みなさん、こんにちは!

3度の飯に負けないくらい、ボードゲームが好きなじゅんです。

ボードゲームの置いてある飲食店の第7回目、本日は東京町田市にあるGAME & MUSIC BAR CAPSULEさんに行ってまいりました!

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カプセルさんは、町田駅から徒歩3分。飲み屋さんがたくさん入っているビルの3階にありました。マリオなど見覚えのあるキャラクター達が出迎えてくれます。

–初めまして、今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。

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店長の釼先(けんざき)さん。バーテンだけでなく、時にはDJとしてもお店を盛り上げるそうです!

–さっそくですが、CAPSULEさんってどういうお店なのでしょうか?

もともと僕はビデオゲームが好きなほうで、新宿にあるビデオゲームを遊びながらお酒を飲める店に遊びに行っていたんです。地元にあったらいいのにな、とずっと思っていて、ないなら自分で作ってしまおう、と思いました(笑)

そうして、特にレトロゲームを遊べるお酒飲めるお店を始めようと思ったのですが、私自身がバンド活動をやったりもしていたのでDJイベントをできるようにしたり、そしてボードゲームが好きだったのでこれも遊べるようにしてしまおう、と色々詰め込んだら、今の形になりました。

–お店の名前にもゲーム&ミュージックバーってありますよね。

はい。CAPSULEっていうお店の名前の由来も、行くたびに何が出てくるかわからないガチャガチャのカプセル、いろんなものが詰め込まれた箱という意味でつけたんです。

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CAPSULEさんのロゴ。入り口のドアの上に大きく描かれています。

–DJをされているとのことですが、お店で音楽のイベントもされているんですよね。

週に一回、毎週月曜日にDJ練習会というのをやっていまして、全く機材を触ったことのない初心者の方から、クラブでレギュラーイベントを持っているような実力のある方まで、いろいろな方がいらっしゃるんですよ。2ヶ月にいっぺん、それとは別に、アニソンのDJイベントというのもやっています。アニソンを聞いて、VJさんもいらっしゃるので映像を流しつつ、お酒を飲みながらそれを見たり、歌をうたったりして盛り上がっていますね。

–普段とまた、ずいぶん違った雰囲気なんでしょうね!

そうですね。だいぶ違いますね。実は今流れているのも、ジャズっぽいですがアニソンなんですよ。

–話変わりまして、お料理について。料理に力を入れていらっしゃるとうかがいました。先ほどもヨナヨナエールと一緒に鳥とキノコのソテーをいただいたんですが美味しかったです!

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提供する料理は都度変わるそうです。ご訪問した時はこちら。華やかな香りのヨナヨナエールに合って美味しかったです。

ありがとうございます。パートナーの松井がもともとフランス料理の料理人をしていたんですよ。ずっと茨城のレストランで働いていたのですが、震災の影響でお店が立ち行かなくなってこちらに帰ってきていたんですね。そこで私が「こういう店やるんだけれど、来ないか?」と声をかけまして「やろう」と。フレンチ料理は、2016年から基本金曜と土曜のみで提供となります。

–お店始まったのは震災の後だったんですね。

そうですね。ちょうど2年前の11月1日でした。

–2年間もこうしたお店をしていると、いろいろな出来事があったと思いますが。

テレビゲームやアナログゲームのクリエイターさんが遊びにいらっしゃることがしばしばあって、一緒にお話しできることがあって、こうしたお店冥利につきるなと思います。

実はもともとお店でファミコンなどのビデオゲームを置いて遊べるようにしていあったのですが、ACCSっていうコンピュータゲームの著作権の団体からお叱りがありまして、お店に家庭用の据え置きゲーム機を置くのをやめたんですよ。

でもこれ悪い話じゃなくて、家庭用据え置きゲーム機を遊べるようにすることを止めたことで、インディーズのゲームクリエイターの方々が立ち上がってくださってですね。ウチのゲームなら遊んで良いよ、と許可を下さったんですね。そうしたゲームって一般のゲームショップなんかでは手に入らないのですが、CAPSULEに来ればそうしたゲームが遊べるようになっています。

— いっぽうボードゲームについて。もともとお好きだったとうかがいましたが、ボードゲームを知ったきっかけってなんだったのでしょうか

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海外のものもありますが、国産のゲームが多く置いてありました。釼先さんと松井さんでそれぞれピンときたものを選んでいるそうです!

すごい昔の話をするとですね。小学生の頃からテーブルトークRPG(※1)を学校の休み時間にクラスメートを集めて遊んでいたんですよ。
ただやっぱり小学生には煩雑で難しかったので、一番シンプルだったフォーチュンクエストコンパニオンというのでよく遊んでいました。他にはハイパートンネルズ&トロールズとか。

— すごい小学生ですね!(笑)ハイパートンネルズ&トロールズってコアなゲームだったと思いますが。

ダイス(サイコロ)10個振ったりしてました(笑)ただ、それからしばらく私が音楽に傾倒したこともあって、アナログゲームからはずっと離れていたんですよ。

その関係でラジオをよく聞くようになっていたのですが、ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルっていう長寿ラジオ番組があって、2008年にアナログゲーム特集をしたんですよ。そこにすごろくやの丸田さんが出ていらして、これは面白いなって思ってすぐ高円寺へ買いに行ってきたんです。それから友達で再びアナログゲームを遊んですごいぞ、ってなりました。

バーって知らない人と出会っておしゃべりしたりするのが醍醐味のひとつじゃないですか。やっぱりビデオゲームもアナログゲームも、初対面の人でも一緒に遊べばすぐ盛り上がれるので、潤滑油になればいいなぁとCAPSULEをオープンする時にボードゲームを置いたのでした。

— お店をやっていく上でこうありたい、という目標のようなものはあるのでしょうか。

こうしたゲームとか、音楽とか、アニメとか好きな方向けのコミュニティの場としてありたいです。大人になると、職場と自宅の往復になるじゃないですか。そんなときに「あそこに行ったら楽しい思いをして帰れる」というヤドリギのような場所にしたいですね。

— では最後にいちばん好きなボードゲームをひとつあげてください。

いちばん最初のロストレガシーですね。まずルールがシンプルで読みの要素と運の要素のバランスがすごくいい。それと、私はカウンターでお客様と遊ぶことが多いのですが、手札2枚というのがとても遊びやすいんですよ。

それに、短時間ゲームなのでお店のスタッフとしては取り回しやすいんです。軽く遊べるのに、それでいてその時間の密度が濃いんです。

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ロストレガシーの第1作目、基本セットの【星を渡る船】。このゲームを1作目として、ロストレガシーシリーズは様々なバージョンが生まれました。

— それでいうと、ロストレガシーの元になった、カナイセイジさんのLoveLetterもそれに近いように思いますが

LoveLetterもすごく好きなのですが、シンプルな反面、実はゲーマーズゲームのように感じます。比べた時に、ロストレガシーは最後に遺跡を探すというところでうまく見つけた時のドヤ顔をできる感じがすごくいいと思います。

— 私からはご質問は以上なのですが、釼先さんから何かこれを読んでいる方に伝えたいことはありますでしょうか

ボードゲームもビデオゲームも音楽、アニメなんかが好きなお客様がCAPSULEには多くいらっしゃいますので、そういうのが好きで、でもそういう仲間が今、周りにいない方には同好の士が見つかるかもしれないので、ぜひ遊びに来ていただけたらと思います。

— ありがとうございます。

※1 テーブルトークRPG:紙とペンとダイス(サイコロ)と、進行役となる人との会話で進行するゲーム。ひとりひとりが即興劇を演じているような味わいがあり、古くから根強いファンがいる。


お客様どうしで好きなものについて語らう、笑いの絶えない、とても暖かい雰囲気のお店でした。
筆者、家が近かったら絶対に通いつめていると思います。お近くの方は一度行ってみてくださいね!

 

【お店データ】

GAME & MUSIC BAR CAPSULE

042−850−2486

18:00 ~ 25:00(火曜日定休)
※フレンチ料理は基本は金曜、土曜のみご提供
※フードの持込可能

東京都 町田市中町1-16-11 なかじまビル3F B

ツイッター @machidacapsule


【ライター】
佐藤 純一(じゅん)
しがないボードゲーマー。
好きすぎてたまにゲーム作ったりもする。
代表作は「赤ずきんは眠らない」。