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ボードゲームのあるお店にいってみた(6) 〜コロコロ堂(根津)

2015年12月9日

みなさん、こんにちは。

3度の飯に負けないくらい、ボードゲームが好きなじゅんです。

ボードゲームの置いてある飲食店の第6弾、今日は東京の根津にあるコロコロ堂さんにお邪魔しました!

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コロコロ堂さんは千代田線の根津駅からあっという間のところにありました!

–まず最初に、オープン1ヶ月おめでとうございます!(※インタビューはちょうど開店1ヶ月目の12月1日に行いました)

ありがとうございます! 色々な方にお越しいただいて皆様のおかげです。

–ボードゲーム界隈で有名な方がたくさん取材にお越しになっていて、早くも注目度が高いですね!

いやいや、本当にありがたいことで恐縮です。

-入ってすぐに白木を基調にした内装で、上品な雰囲気だと感じました! こうした雰囲気作りについて、意識したポイントはどういったものだったのでしょうか?

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ご訪問させていただいたのは寒い冬の日でしたが、木を基調にした内装で、暖かい雰囲気の店内でした!

ありがとうございます。
自分にとって、ボードゲームをやったことのない人にボードゲームを紹介して「こんなに面白いものがまだ世の中にあったんだね」って感じていただけたときがいちばん至福な時間だと思っているんです。そうした時間を勝ちとりたいと思いました。

ひとりでも多くの方にそうした時間を提供したいと考えまして、それには家族連れのお客さまや、彼氏彼女といっしょでも入りやすいような、より多くの人が入るのに抵抗がないような空間にしたいなと思いました。

バーのような暗めの、落ち着いた雰囲気でもよかったんですが、そうするとお子様連れのお客さまが入りにくいですよね。なので木で統一して開放的な雰囲気が生まれるんじゃないかって思いまして。デザイナーの高畑といっしょにデザインしました。

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店長の岩井さんとデザイナー高畑さん手作りのゲーム棚。お客さまが一つ一つのボックスアートを目でも楽しめるように工夫なさったとのこと。

はい。ボードゲームのボックスアートってデザイナーさんがとても苦心されているポイントだと思います。本棚のように並べるとたくさん収納はできるのですが、一方で魅力が半減してしまうと思うんです。高畑と苦心してこういう形で並べることにしました。

–たしかに、よく知らない人がこれを見たら「あっ、なにこれ?」って思っていただけそうですね! ラインナップを見ると、国産、海外を問わず色々なゲームが幅広く置いてありますが、選定したポイントは何でしょうか?

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国内外を問わず、名作・新作も幅広く置かれています。恥ずかしながら拙作も置かれてあり、恐縮してしまいました。

今120ありまして、3分の2くらいは自分の私物で、残りはお店に置くために購入したものです。大賞をとった名作はもちろん、新作もバランスよくおこうと思っています。

–ところでガラッと話は変わりますが、出店なさった根津について。都内のボードゲームのお店やプレイスペースは狙ってか狙わずか、中央線・総武線沿いに集中していますよね。この街を選んだ理由はなんだったのでしょうか。

中央線・総武線は確かに色々ありますが、あえて外したということはあります。開店するにあたって、おそらく平日の営業日にお客さまがどれだけ遊びに来ていただけるかがとても重要だと思いました。そうした平日に遊びに来れるのは学生さんだと思うんです。ここだと東大や芸大も近いですし、日本医科大学もありますし、もしかしたら平日に来ていただけるかな、と。そしてこの物件じたいをものすごく気に入ったということもあります。木造二階建てで雰囲気があって一目惚れしたんです。

–ボードゲームが遊べるお店がいくつも増えている中での出店ですが、お店の個性や、他のこうした遊べるスペースとの差別化という意味で何か心掛けていらっしゃることはありますか?

私は置いてあるすべてのゲームのインスト(遊び方の説明)をできるようにしてあります。また高畑も半分はできるようになりました。何にも知らずに来ていただいたお客さまにも安心して楽しんでいただけるということが強みだと思っています。

–先ほどもお話させていただいた通りオープンして本日でちょうど1ヶ月目とのことで、手応えとしてはどのようなものだったのでしょうか?

思っていたよりお子様連れが多くいらっしゃっていることに驚きました。すごくいいことですし、ありがたい限りなのですがその一方で大変だと思っていまして・・・。

まずはゲームの破損がたまにあることと、あと毎週遊びに来ていただけるご家族連れのお客さまがいらっしゃるのですが、小さなお子さん向けのラインナップに不足がありまして、毎週だとそろそろ新しいゲームの提案ができなくなってきています(笑) 今後もお子様連れが多いようでしたら、お店に置くボードゲームも見直さなければいけないかな、と思っています。

–例えば喫茶店目的でいらっしゃる方など、お客さまのいわゆる客層としてはどのような感じなのでしょうか。

喫茶店としてこられる方はまだいないですね。体感ですが、ボードゲームを知らないけれど面白そうなので来たという初心者の方と、とても詳しい方とが半々くらいだと思います。

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喫茶店として来るお客さまはまだいらっしゃらないとのことですが、美味しいホットサンドや飲み物もご用意がありますよ!

–初心者の方の比率がとても高いですね! それだけ興味をそそられるお店づくりができていらっしゃるということなのでしょうね。ところでそもそものところに話がさかのぼるのですが、前職は銀行員をなさっていたと伺いました。銀行員だってすごいいい仕事だと思うのですが、それを辞めてこのお仕事を始めようと思われたキッカケについてうかがっても良いでしょうか。

それには、ポジティブな理由とネガティブな理由があるんです(笑)

ネガティブな理由から言いますと、安定したお仕事ではあったのですが、このままずっと銀行員を続けるのか? って疑問に思ってしまったんです。一生これでやっていく意欲というのがもてなかった。ですので、自分のやりたいことをやろうと思ったんです。
ポジティブな方の理由でなんでボードゲーム? っていうと、僕5年くらい前から友達・仲間を巻き込んでボードゲームやっていたんです。ゲーム会に行ったりもせず、クローズドと言って仲間内で遊んでいたのですが、評判がよかったので「そうだ、お仕事にしよう」と思ったのでした。それにまだ若いうちなので失敗してでもやれることをやってみようと思いました(笑)

–なるほど、一度しかない人生ですものね! 最後になりますが、岩井さんイチオシのボードゲームを1つあげてください。

悩むところですが、キャメルアップをあげさせていただきます。こうしたお店でお客さまと一緒に遊ぶ際に、僕がやり込んでいるというために極端に勝率に差がついてしまうのは良くない。経験者と初心者が、それぞれ真剣に知恵を絞った結果、ボドゲをやりこんでいる人がそうでない人に負けるゲーム、というのが理想なんです。僕の考えるそうしたゲームの中で、一番その好みを満たしているのがキャメルアップなんです!

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店長の岩井さん。イチオシゲームのキャメルアップと一緒に撮らせていただきました。

–岩井さんから何かおっしゃりたいことはありますでしょうか?

皆様の温かいご協力のおかげで、なんとかオープン後最初の1ヶ月を乗り切ることができました!友人同士、親子連れ、カップル、会社の同僚、おじいちゃんと孫…色々な人に楽しんでもらえるお店作りをどんどん進めていきますので、今後ともコロコロ堂をよろしくお願いします!


ソファーもあり暖かくつろげる、やさしい雰囲気のコロコロ堂さん。皆さんも癒されに、遊びに行きませんか?


【お店データ】

コロコロ堂

営業時間:12:00〜24:00

東京都文京区根津2-19-4 根津逢初二号館二階

080-7000-8651

ツイッター @korokoro_dou

Webサイト http://korokorodou.com


【ライター】
佐藤 純一(じゅん)
しがないボードゲーマー。
好きすぎてたまにゲーム作ったりもする。
代表作は「赤ずきんは眠らない」。